美術館のススメ

展覧会は一回勝負!【作品との出会いは一期一会】

どうも。「勝手にアートナビゲーター」栗鹿の子はるです!

仕方ないことですけど、まだまだコロナの影響で、やっている展覧会が少なくてさびしいですね。
どの美術館でも工夫して、インターネットで楽しめるようにしたりしてくれていますが、やっぱり実物が見たい…。

さて、そんな時だからこそ、今回は、私が展覧会を見に行った時に、心の片隅に置いている考え方をお伝えします。

それは、

展覧会は一回勝負!

です。

気になる作品が出ている展覧会がやっていても、いそがしくてなかなか行けないなっていう時、ありますよね。
そんな時は、つい「また別の展覧会で見るチャンスがあるでしょ」て、見送ってしまいがちです。
わたしもそうやって、見過ごしてしまった展覧会、正直たくさんあります。

でも、ふと気が付いたんです。

同じ作品が、別の展覧会で見られるチャンスはあるかもしれない。
でも、その作品を、この美術館の展示室で見ること、そして今回と同じ作品たちと一緒に並ぶことは、もう二度とないんだなって。

同じ作品だったら、どこで見ても一緒でしょ、と思うかもしれませんが、そうじゃないんです。
だって、ルーブル美術館の「モナ・リザ」を、わたしの狭い部屋に飾っても、きっと全然よく見えませんもん…。
まぁ、ルーブルのあの部屋がいいか、というと、また別ですけど…(人の頭しか見えない…)。

だから、同じ作品でも、この美術館で飾ってあるのを見るのと、別の美術館で飾ってあるのを見るのでは、感じ方が絶対変わってしまうんです。
それぐらい作品って繊細なんですよね。

それから、展覧会って、ただ作品をたくさん並べているわけじゃありません。
専門の学芸員さんが、なんらかのメッセージを込めて、ひとつのストーリーを紡ぐように、集めてきた作品を並べているんです。
作品を並べる順番も、作品と作品の間隔も、考えに考えたものですし、それに合わせた解説パネルや展示室内のデザイン、それから照明まで、担当者のこだわりがつまっています。
たとえ作品が同じでも、担当する学芸員さんが変われば、また全く違う展覧会になるんです。

まぁ、これは知り合いの学芸員さんの受け売りですけど…。

だから、気になる作品が出ていて、見たいと思った展覧会は、やっぱりその時がんばって見にいきましょう。
そういう意味で、展覧会は一回勝負!って、わたしは自分に言い聞かせています。

作品との出会いは一期一会。
ビビッとくる運命の出会いが、きっとどこかで待ってますよ。